久しぶりに戻ってきました。
ブログ活動が好きなくせに長い間書いてなくて驚きました。
タイトルにあるように、実は長い長い鬱病のトンネルから出れず苦しんできました。
まだ治ってはいませんが、ふと回復の兆しがあったので記録しておこうと思います。
因みに、長くなります。
長い間ずっと不健康な引きこもり生活をしていましたが、男友人が高尾山登山のイベントを企画しており"来ないか?"とありがたく誘ってくれました。
当日、電車に乗って山に向かっていると、到着寸前で急に容態が悪くなり横に倒れそうになりました。
トイレに駆け込むと額に油汗がジワジワ出ていました。"こんなんでこれから登山なんて無理だわ..キャンセルするしかない"、と思いながらトイレを出ると、ちょうど出たところが集合場所だったようで、すぐに見つかってしまいました。
それも参加者が輪になって集合していて、輪のちょうど空いてるスペース付近に歩いていたためスポリと輪にハマり、
"ちょうど集合時間、これで全員揃った!"
という状況に...。
そしてすぐ自己紹介が始まり、"とりあえず様子見ながらでも行くしかない "という感じに切り替わりました。
参加者は全部で8名。主催者である友人と自分以外は全員外国人でした。
歩き出すとすぐにミャンマーの女性が話しかけてきてくれました。
話すことに忙しくなり、坂道でも会話が途切れず、もはや体調を気にしてる暇もありませんでした。
ミャンマー人の女性と話してると、すかさず別の参加者のインド人男子も話しかけてくれました。
自分からは話しかけられないタイプなので、
両脇に話しかけてくれる人がいて忙しい感じになりましたが、いつの間にか体調悪いのが消えていたのです。
今度はアメリカ人女性もペラペラな日本語で話しかけてくれました。
全員とても感じが良く、女性陣とはまだ登り道なのに打ち解けて既に恋バナするまでになっていました⭐︎(*'▽'*)
ミャンマー人の女性は初めてとは思えないほどすごく話しやすくて、アメリカ人の女性は中身が日本人そのもので質問ばかりしてしまいました。
インド人の男子もちょいちょい話しかけてくれて、途中で立ち止まって太鼓の演奏を見ながらささいなことで2人でクスクス笑ったりしました。この時、距離が近かったせいか顔の真横にあったこの彼の肩に寄りかかってみたい、何か人の温もりを感じてしまった記憶があります。
それにしても偶然にこの日の高尾山は伝統的なお祭りをやっていて、天狗の衣装着た人や獅子舞や太鼓や鼓笛隊などと遭遇することができ
とても賑やかで楽しかったです。
外国人のメンバーたちも物珍しいお祭りに出くわして良い記念になったようでした。
また、天気は晴れてるのに気温が程よく涼しくて空気も澄んでいて、
心身共にリフレッシュできる最高な環境が整っていました。
一年中これでお願いします!!!と神様にお願いしたいくらい。
頂上に到着し、みんなで記念撮影、おしゃべりしながらお昼休憩、おやつにじゃがりこを回して食べたりしました。
1番端っこに座っていたインド人男子にはまだじゃがりこが回ってなかったので遠いけど頑張って手を伸ばして渡しました。
彼はこれが嬉しかったようでした。
私はすっかり体調が回復し、まだまだ歩き回れる!ってくらいに元気になりました。
海外が好きな私は、外国人たちに囲まれているのが心地よくて楽しくて仕方ないのです。
下り道は険しい自然道コースだったので誰かと話す余裕もなくみんな黙々と下りました。それでもおしゃべりしてる人は足を踏み外して崖から落ちそうになりましたが、チームワークで瞬時に手を掴み無事でした。笑
やっと舗装されたコンクリート道になると、
インド人男子がまた話しかけきてくれて下山するまで楽しくずっとおしゃべりしました。
インド人男子は2人いて、2人でヒンディー語で話している声は小さく控えめで、共に育ちが良さそうでした。
もう1人のインド人男子はシャイなのか話すことがありませんでしたが、葉っぱだらけの鞄をはたくのをそっと手伝ってくれて心優しかったです。
私は今まで出会ってきたインドの人たちがガツガツしてたりボディータッチがうっとおしかったりで良い印象がなかったのですが、この2人は逆でシャイで控えめでした。
頂上で2人でニコニコでピースしながら記念撮影してたのが微笑ましく、つい、"かわいい〜"と言ってしまいました。笑
坂道でつま先が痛くてたまらないのを我慢しながら下山完了。
そしてようやく駅に到着。
みんなでご飯食べ行くことも検討されましたが、お店が見つからなかったのですぐに解散となりました。
駅に着いて改札通って帰ろうとすると、
下山でずっと一緒におしゃべりしていた例の男子が、"もしよかったら電話番号教えてください"と急いで連絡先を聞いてきました。
一瞬戸惑いましたが、一緒に楽しく会話していた人だし教えてあげることに。
電車の中ではミャンマーの女性とまたおしゃべりしましたが私といろいろ似てることがわかりました。
新宿行きの電車で今日のメンバーがポツポツ降りて行きました。
疲れたので目を閉じてじっと座っていると、足元をチョンチョンとされました。
目を開けると主催者である男友達が目の前に立っていました。
"今日ならこれから次の予定まで少し時間がある、ご飯食べ行かない?"と。
元々、この男友達とは公式サイトを作ったお礼に食事行く約束していましたので、
駅近くの韓国料理屋で食事することにしました。
何回も2人で食べいってるのでいつものことですが、今回は料理を食べ終わったのにもかかわらず帰らないでずっと席にいて会話のない時間がありちょっとだけドギマギしました。
昔に食事に行ったとある男友達がご飯食べ終わってもモジモジして帰ろうとせずイライラし始めた頃最後に告白された事があったからです。その方とは告白を断りそれ以来会うことが無くなりましたが。
今回男友達は次の予定までちょっと時間潰してただけのようだったので安心しました。
家に帰ると、スマホに1件ショートメッセージが来ていました。
今日出会ったインド人男子からでした。
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"ハイ、今日のイベントにいた○○です。
会えてよかったです。良い1日を送ってください"
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ラインのQRコードも送られていましたので、登録しました。
ラインアカウントは作りたてのようで、彼のプロフィール写真はまだ真っ白でした。
*その翌日に彼はプロフィール写真を入れました。ラインを始めたばかりの感じが伝わってきます..笑
そして寝る前に今日1日のことを振り返りました。
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天気が最高な日だったな〜
お祭りも見れて涼しくて気持ちよかったな〜
軽い山登りしてきて程よく疲れたな〜
出会った人たちがとてもいい人たちで癒されたな〜
なんなら2人連絡先交換したな〜
新しい友達ができたな〜
あの男子とは会話が弾んで楽しかったな〜
激太りしたのに興味持ってくれる人が現れるなんてな〜
約束通りお礼の食事ご馳走になったな〜
充実した1日だったな〜
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Shazamした曲の履歴一覧をふと試曲しているとVance JoyのClarity という曲がフィーリングにクリーンヒットした。
この曲と共に何かが動き出しました。
珍しく前向きな気分になったのです。
鬱で音楽も映画も受け付けなくなっていたが、
この度、1年ぶりに音楽が聴けるようになった。
感動して涙が出てきた。
こんなことがあるんだ、こんな日がくるんだ。
心の中でずっと暗いトンネルを彷徨っていたけど、青い空が見えた。
回復の兆しがやっと見えた日だった。
この後インド人男子とのストーリーが始まります。
次回はそのことについてまた書く予定です。
長らくお読みいただきありがとうございました。