彼氏はもう一足先にパキスタンから中東を経由してタイのプーケットにチェックインして待っている。
私もこれからバンコク経由でプーケットに向かうため羽田空港のチェックインカウンターで手続きをする。
カウンターのスタッフにチケットを見せると、難しい顔をしている。
そして、驚きの一言。
「このチケットではバンコクでホテルを取らないといけません」
なんと、経由した都市が入国する場所として見なされ、
そこで隔離用のホテルを取らないといけないのだと...。
いや、乗り継ぎで空港から一歩も出ないのに意味がわからない。
しかし、Webシステム化されているタイランドパスにはそういった柔軟さが無さそうだった。
そんなこんなで、予定の飛行機には乗れない。
カウンターのスタッフの方々があちこちに電話をしてくれ、
シンガポール経由プーケット入りの航空券を差し替えて、手配してくれた。
その便は数時間後に成田空港を発つ便なので、このまま成田へ直行下さいと言われる。
急いで羽田空港から成田空港に電車で向かう。
チケットは変更可能のものだったようだが、LCC ではなくANAで手配していて本当によかった。
すごい迅速で柔軟なサービスに感謝。
到着が半日遅れる程度で、キャッチアップが早くて助かった。
しかし奮発して予約したヒルトンホテルは今日のチェックインには間に合わないので、事情説明と変更のお願いをしてみる。
すると、全て快く承諾してくれ、様々な依頼に対応してくれた。
そして無事に成田空港に到着しシンガポール行きの便に乗ることができた。
しかし、シンガポールでは8時間も乗り継ぎの待ち時間がある...。
有り余った時間と探究心があったため、
まずはひたすら空港内を隅から隅まで歩いて散策してみる。
本当に隅から隅まで行ってみると広すぎて、1万歩近く歩いたかもしれない。笑
疲れてセブンイレブンを物色し、グリーンカレーなんかを買って食べ、
テーブルに伏して仮眠し時間と体力を稼ぐ。
そうしているうちにやっと8時間近くが経ち、ゲートに行く。
ゲートがやっと開き、荷物検査とパスポートチェック。
あとこれさえ乗ればタイに...。
ゲートに並び荷物検査をする。
すると、ここでも大事件が起きる。
パスポートがない…❗️❗️😱
